2014年04月08日

Future of mobile searching

最近ぼんやりと考えていたことを文字に起こしてみたい。

PCインターネットの盟主は誰が何を言ったってGoogleだ。Googleがどうやっていまのステータスにのし上がったかというと、サーチエンジンを押さえたからだ。Page Rankという考え方は別にGoogleしか思いつかなかったわけではないし、少なくとも初期の事前でGoogleのアルゴリズムが最も優れていたとも思わない。かつアルゴリズムが拾っているデータの殆どなだれでもアクセスできた。なので、英語圏でGoogleがサーチエンジンの市場を制覇したのは、AdWordsの発明やその他無料サービスを活用したトラッフィク増幅によるところが大きいと考えている。だからこそ、商慣習と文化が違うアジア圏では、Baidu, Never, Yahoo!に対して苦戦している。

G.B.Y.Logos.1.png

一方でモバイルに関しては明確な勝者がいない。アプリレベルの検索ですら、APP Storeの精度は非常に問題が有る。原因は至って簡単で、Page Rankに相当するアルゴリズムがまだモバイルで開発されていないからだ。ロジカルに考えるとモバイルのほうが、アルゴリズムのインプットが多く、より精度の高い検索が開発しやすい。そもそも日常生活の中で、何か物を探す、新しい物に出会うプロセスの殆どは、友人等を通じたソーシャルなインプットだ。モバイルは元々パーソナルなデバイスなので、PCよりも遥かにソーシャルに強いし、色んなパーソナライズされたデータが取れる。ソーシャルデータ、APP Storeのサーチ履歴、あとはアプリ内の行動パターンを組み合わせれば、ひょっとしたらPage Rankを超えるアルゴリズムができるのかもしれない。

PCと違うのはこれらのデータはどこにも公開されていないということだ。アプリ内の行動パターンはFlurryがほぼ独占しているし、ソーシャルなIMやFacebookが圧倒的に強い。APPのサーチ履歴はAPPLEとGoogleが持っている。これはアルゴリズムも戦いというよりも、ビジネスの組み方の良し悪しを競っている気がする。勿論AdWordsに匹敵するような広告モデルもまだ発明されていない。

アプリレベルの検索の次は、勿論アプリの中の情報を含めた検索だ。これはもっと閉じれた世界で、それぞれのアプリ開発者が独自のデータセットを持っている。Deep Linkでアプリ間を繋げるみたいな話もあるが、それはPCの考え方に引きずられすぎていると思う。データの殆どはどこかしらのクラウドサーバにアップロードされているので、僕はアマゾン(AWS)のほうがもっと有望な気がする。

モバイル時代の検索(レコメンデーション)は何なのかという問いに対して僕は答えを持っていないわけだが、これが解けた人はGoogleにチャレンジするチケットを手にするだろう。
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2014年03月16日

Don't be evil

Don't be evilはGoogleが大切にしているモットーの一つだ。スターウォーズでいうと、フォースを持っているのであれば、ダークサイドに落ちずに、ジェダイとしてミッションを全うせよ、といったところだろうか。

google.jpg

先週Google Driveの料金体系が大幅に安価になった。それと同時に利用規約も変更されている。以下がそこからの引用だ。
When you upload or otherwise submit content to our Services, you give Google (and those we work with) a worldwide license to use, host, store, reproduce, modify, create derivative works (such as those resulting from translations, adaptations or other changes we make so that your content works better with our Services), communicate, publish, publicly perform, publicly display and distribute such content. The rights you grant in this license are for the limited purpose of operating, promoting, and improving our Services, and to develop new ones. This license continues even if you stop using our Services (for example, for a business listing you have added to Google Maps). Some Services may offer you ways to access and remove content that has been provided to that Service. Also, in some of our Services, there are terms or settings that narrow the scope of our use of the content submitted in those Services. Make sure you have the necessary rights to grant us this license for any content that you submit to our Services.
要するにアップした全てのものは、グーグルが勝手に使っていいということだ。勿論それだとやり過ぎなので、その後ろに、こういう但し書きもしてある
Your Stuff is yours. These Terms don't give us any rights to Your Stuff except for the limited rights that enable us to offer the Services. We need your permission to do things like hosting Your Stuff, backing it up, and sharing it when you ask us to. Our Services also provide you with features like photo thumbnails, document previews, email organization, easy sorting, editing, sharing and searching. These and other features may require our systems to access, store and scan Your Stuff. You give us permission to do those things, and this permission extends to trusted third parties we work with.
しかしこういうふうに一旦全部グーグルのものと規定し、その後に当てはまるもののみユーザーの許可が必要だと規定するのは少し意地悪なのではないか。

またすでにシャットダウンされているが、つい最近までサーチの結果ページに、“brand image experiment”と称してバナー広告を出していた。以前は、ユーザーに対するメリットがないということで、結構反対していたと記憶している。
banner.png

まぁ、シュミット会長がDon't be evilというスローガンに対して疑問を感じているのだから無理もないのかもしれない。彼はEvilの定義が難しいから、違うスローガンにしたほうがよいとパブリックな場で話している。

僕はここでグーグルを批判したいわけではなく、組織が大きくなってきて、特にアメリカで上場してしまうとミッションを追い求めることは難しくなってくるということを言いたい。グーグルはその中でもサーチエンジン広告というドル札印刷マシンがあるために、GoogleX等のMoonshotと言われる革新的なプロジェクトに投資してきた。だから、僕はいまでもTech系の大企業の中では、Googleが一番クールだと思っている。しかしながら、サーチエンジン広告のシェアが徐々に下がってきていて、次のドル札印刷マシンが完成していない中、四半期ベースで二桁台の成長が求められるプレッシャーは大きい。そして、組織が大きくなっていくと、多かれ少なかれモラルレベルは個人に比べて低下していく。まぁ、グーグルも少しずつ普通の企業に近づいてきたということだ。

“Why join the navy if you can be a pirate?”
どっちにジョインするかは人それぞれだが、やはり僕はpirateのほうが合っているかもしれない。
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2014年03月15日

37.5%

今日で僕のMBA生活の37.5%が終了した。今までの学びを振り返ってみたい。元々MBAに対する期待は高くなかったが、いまの所結構エンジョイしているというのが正直なところだ。

−プロダクト・サービスを作る力
今までの自分を振り返ると、コンサルとスタートアップ経営という結構ふわっとしたものが多い。パワポとかエクセルはいじれるのだが、実際のプロダクト・サービスに対する理解が全然足りない。なので、MBAというよりもMITにきて、エンジニアと仲良くなり、世界を変えるプロダクトをつくろうと思ってボストンにきた。まだまだ発展途上だが、ロケーションデータに基づいたクーポンプッシュシステムがそろそろ中国でローンチされるし、テレビの効果測定デバイスをいま作っていたり、世界最先端の3Dプリンターを作るチームのサポートしているなかで、確実にスキルセットが変わってきていると思う

−ソリューションスペースの拡張
自分のキャリアに対して、まぁまぁ真剣に考える方だが、そのソリューションスペースがこんなに拡張されるとは思っていなかった。新しくいろんなオプションに接する機会が出来たし、世界は自分が考えていたものより大分多様で大きいことがよくわかった。この夏はあるリアルタイムビッディングの会社でプロダクトマネジャーとしてインターンすることになりそうなのだが、プロダクトマネジャーという職種はアメリカに来るまで知らなかったし、この会社も勿論聞いたことも無かった。これも通常の仕事から離れるメリットの一つだろう

−ネットワークの多様化
アジアで新しい友だちができても、大体Facebookで共通の友達が数人いるケースが多い。しかしアメリカに来てから暫くは全く共通の友達がいない友人が大量に増えた。彼らは地理的にも、業界的にも、僕がいままで生活してきた世界と違うところで活躍していて、その出会いから生まれるセレンディピティに感謝する場合が多々ある。特に強い理系のバックグラウンドを持つ方々と、シナジーを出しながらプロジェクトを通じて信頼関係を築けたのは良かった

−英語圏で生きていくことに対する自信
非常に低レベルの話で恐縮だが、外資コンサルを卒業し、TOEFLもそれなりの点を取っていた僕だが、最初は本当に授業についていくのが精一杯だった。教授の話には何となくついていけるのだが、クラスメートの発言は理解できないし、夕方頃になると英語で脳がパンクし上手く働かない。それがいろんなプロジェクトワークをやっているうちに、普通に英語で仕事ができ、プライベートでも結構仲良くなれたのは個人的に素直に嬉しい。恐らく最近の話している言語は、8割英語、1割日本語、1割中国語くらいではないか。アジアの外資系で働いていたら、ここまでのレベルアップは無かっただろう

どんなことでも大体ラーニングカーブは低減していく。果たして二年目でどのような学びがあるのか。
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2014年03月11日

Asymmetric information

僕は一種の情報収集魔で、毎日RSSリーダーで300以上の記事に目を通している。その上様々な雑誌を購読しているので、一種の活字中毒なのかもしれない。幸いにも最近英語で読むスピードも上がってきたので、日本語2割、中国語2割、英語6割くらいのインプットの割合になってきた。

そこで気がついたのは、英語媒体の殆どの記事はほぼリアルタイムで日本語もしくは中国語に翻訳されるが、その逆のフローは殆どないということ。結構マイナーな英語の記事でも、誰かしらが24時間以内に翻訳しているケースが多く非常に驚いた。

まぁ、僕はテック系、スタートアップ系の記事をよく読んでいるので、ちょっと偏っているかもしれないが、確実に情報の非対称性があると感じる。アメリカが世界の中心だと皆思っているので、其処の情報は高い優先順位で世界各地に伝播されていく。しかし英語リーダーに入ってくる海外の情報は、非常に遅れているか、誰かのフィルターを通されたコラム的なものか、非常に断片的なものが多い。

若干厄介なのは、多くのアメリカ人はその断片的な情報を基に意思決定をするので、えっまじで!?と思うようなアクションに良く遭遇する。勿論熱心にほかのチャネルで情報収集し、アービトラージを図っている人がいるわけなのだが。

引き続きアジアの情報をフォローするのはやはり重要ということだ。
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2014年02月18日

Netflix

僕はかれこれ7,8年くらいテレビを殆ど見ない生活を送っている。殆ど困らないし、たまに友人の家でテレビを見ても、まぁテレビが無くてもいいかなと思う。唯一困るのはサッカーの試合とかで、ラジオで聞くには限界がある。

アメリカに来てから結構見ているのがNetflix。映画とかテレビドラマとかがネットで見れる。Netflixが凄いのは自分たちでコンテンツまで作っていることだ。

House of Cardsは近年のドラマで最も完成度が高いと思ったし、ロムニーの選挙に密着したMITTもなかなかの出来だ。何故Netflixがここまで質の高いコンテンツを作れるのか。

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ケーブルテレビ大手HBOは年間約10億ドルを投入し自社コンテンツを開発している。それに比べて、Netflixは2014年度の予算で7億ドル程度。お金の出処は視聴者数なのだが、実は2013年の1QですでにNetflixはHBOを視聴者数で超えている。最新の数字でアメリカ国内の視聴者数だと、Netflixが3300万人で、HBOは3200万人。伸び率でみると圧倒的にNetflixのほうが高い。

つまりトラフィック・インプレッションがある程度まで来たら、マネタイズは結構簡単で、良いコンテンツもすぐ出来てしまう。しかもネットビデオという媒体だと、テレビよりもより細かいユーザーのフィードバックが取れるので、更によりコンテンツができる可能性がある。媒体がコンテンツの質自体に影響しているのだ。テレビの媒体の性質上、残るコンテンツももちろんあるだろうが、テレビからネット・パッケージから単品買い・一方通行からインタラクティブ、このような大きなトレンドはもう誰も止められないだろう。
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2014年02月16日

Bitcoin

昨年の11月くらいからビットコインを使い始め、その後MIT Bitcoin Clubも作った。先週はCircleのCEOを招いて講演会も実施。世界の秩序を根本から変える可能性があるプロトコルだと感じている。

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メインストリームのメディアを見るとまだビットコインに対する誤解が結構あるようなので、ここでちょっと説明したい

−ビットコインは投機筋によって支配されており、実用化価値がない
最も重要なのは、ビットコインは金のようにアセットとして備蓄するタイプのものではなく、トランザクション向けの通貨ということだ。もちろん今後ビットコインが普及することにより、価格の上昇もあり得るが、それよりも限りなくゼロに近いトランザクションコストのほうがはるかに魅力的。中小企業向けや国境を超えたトランザクションで大きな可能性を秘めている。通貨というよりも、トランザクションを推進する一種のプロトコルと理解したほうがよい。TCP/IPとかWWWとかそういうレベルと同じと考えている。

−ビットコインの価格の変動が激しいので、一般的な小売店舗では導入が進まない
トランザクションがメインな利用シーンということであれば、トランザクションの時間が極端に短ければ価格の変動は無視できるということだ。ビットコインの譲渡自体は現在2−3時間程度かかるが、トランザクションを開始した瞬間に小売店舗側で一般通貨に換金するプロセスを開始することが可能。クレジットカードもたいてい月締めなわけなので、特に問題無いはず。

−ビットコインはマネー・ロンダリングの温床となる可能性が高い
すべてのトランザクションはネットワーク上に記録されており、その後確認することができる。すべての取引所が実名制を導入すれば、現在の金融システムとなんらかわりはない。システム的な問題というよりも、法的制度が追い付いていないだけ。課税等も問題も同様の理解。

−ビットコインは金融業界以外では使い道がない
ビットコインは一種のプロトコルなので、現在はまだ金融向けのアプリケーションしかないが、今後はいろんな可能性を秘めているとも言われている。例えばすべてのメール送信に、0.0001コインの添付を義務化させれば、一般的な送信者は気にしないが、スパム業者にとっては価格が高過ぎるので断念せざるおえない。これもトランザクションコストがゼロだからできること。

個人的にいま最大の課題は、UI/UX的なところだと考えている。一般的なユーザーが毎回30数桁の暗号を送信して支払いするとは考えられない。NFCやQRコードと連動した形での決済アプリが生まれないと実店舗での普及は進まないだろう。あと既存の決済手段(VISA等)にとっては2−3%の手続料を取り損なうことになるので、規制面で攻めてくるはず。
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2014年02月15日

i-teams

今学期からi-teamsという授業をとっている。MITの各学部から代表的なラボ(ノーベル賞が数人いるレベル)を呼び寄せて、最先端のテクノロジーをプレゼンさせ、MBA等のビジネス系の学生とチームを作りそれを市場に送り出すというものだ。ザ・MIT的な授業だ。

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MITは今では有用なアプリケーションは多数世に送り出す大学として知られているが、昔は基礎研究に勤しんでいたらしい。しかし70年台にベトナム戦争が泥沼化し、米国財政が厳しくなったところで、米国は大学の予算をカットする代わりに、発明した特許は大学に帰属するように制度を変更した。その結果、各大学は実用向けの研究が進み、DARPA等の公的機関や各業界の民間企業とのコラボも進んだ。

MITはその中でも成功している方で、年間予算2000億円の内、約10%が特許のライセンスフィーとのこと。因みに、1%の特許が99%のライセンスフィーを生み出している。もちろん、優秀な教授と学生がその源泉なわけだが、MITの教授は2割の時間を自分の好きなことにつかっていいし、サバティカルも結構取れる。テニュア・トラックを完了するまでの52%の時間しかMITの研究に使っていないらしい。特許が取れたら教授が発明者として登記され、金銭的にも恵まれる。

アジアの大学がここまでのエコシステムを作るには、まだまだ時間がかかるだろう。
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2014年01月30日

Military leadership

MBAに来て驚いたことの一つは軍人出身の人が多いということ。社費派遣(?)の現役軍人もいるし、退役軍人も多い。米軍以外の退役軍人も含めると10−15%は占めているのではないだろうか。そんな彼らからリーダーシップを学ぶという主旨の授業を受けてみた。若手の軍人中心に、ビン・ラディンの襲撃作戦に参加したキャリア30年のベテランも講師として招かれていた。

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思ったことを幾つか
−以前の短い軍事訓練の経験や映画等で、軍隊といえば命令と服従の関係しかないのだと思っていた。では最近はService to CountryからService to people who serviceに変わってきているらしい。戦場がどんどん複雑化しているし、ハイテク化も進んでいるのが背景みたいだが、これは結構軍隊の既存組織ストラクチャーに対する挑戦な気がする。意思疎通の経路を聞いていると、陸海空の区分けが無意味に感じるし、階層を飛び越えて結構コミュニケーションも取っているみたいだ
−一般的な国は自国の領土内で地域別に軍隊を小分けにしているようだが、アメリカは全世界を分けて軍区にしている。例えばアジアの大体はUSPACOMという軍隊の管轄にあるらしい。流石世界最強であるアメリカ的な発想だ。有事になった場合は、まず管轄エリアの軍隊が指揮をとってグローバルのリソースを持ってくるらしい
−どっかのドキュメンタリーで、ウォルマートの前で低所得者向けに、学費免除と引き換えに参軍を進めていたシーンを見たことがあったが、実際のところ軍人のミドルクラスの比率は、米国国民のそれよりも高いらしい。しかも人種的にも、全体の内訳比とほぼ同じであるように調整されているとのこと。とはいえ、兵種によっては人種のばらつきは結構あるらしい
−日本とか中国で一般的にエリートと言われる人間が軍隊に行くケースは非常にレアだが、アメリカではアイビー・リーグと同格でウエスト・ポイントが検討されている。ひとつは退役後のエグジット先が豊富だからというのが理由に有ると思う。FORTUNE500のCEOの出身校を見れば一目瞭然だ。もう一つの理由は、伝統的に軍人を排出する中流家庭が多く、周りのコミュニティもそれをサポートしているからなのでは
−現代の軍隊の主な任務に戦闘以外の事柄が多く含まれている。例えば、イラクで学校をつくる、病院をつくるとか。軍隊の教育も組織も戦闘の為に設計されているので、能力が追いついていない気がした。22歳の士官に学校のカリキュラムとか作らせるのは無理がある。他の民間団体とのコミュニケーションも必要だし、内部でも横の繋がりでベスト・プラクティスの共有が重要だと感じた
posted by Canicula at 13:12| Comment(0) | TrackBack(0) | MBA | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月27日

BERKSHIRE HATHAWAY

先週ボストンに帰ってきたが、本当に今年の冬は寒い。外にでてもあまりすることがないので、BERKSHIRE HATHAWAYのアニュアルレターを見ていた。ウォーレン・バフェットが如何に考えて投資したか、配当を出したかが書かれている。下のリンクで無料で公開されているし、Kindleであれば3ドル足らずで買える。

http://www.berkshirehathaway.com/letters/letters.html

偉大なファンドは10年後の未来を見据えて投資する。
posted by Canicula at 09:37| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | おすすめ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年12月31日

Xiaomi

渡米前に使っていたHTCが殆ど充電できなくなってしまい、新しい携帯を買うことにした。この数年間でiPhone、ギャラクシー、HTC、モトローラ等様々なグローバルブランドを使って来たこともあり、今回は中国で最もアツイXiaomi携帯を買うことにした。

http://product.xiaomi.com/index.html
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XiaomiのCEOは中国ITベンチャーの黎明期から活躍しているLei Jun氏。多くの注目ベンチャーのエンジェル投資家でもあり、議員に相当する人民代表でもある。今年サンフランシスコで行われたGMICの彼のパネルも聞きに行ったが、引き抜いてきたGoogleアンドロイド部門のトップHugo氏との対談はなかなか面白かった。

毎週火曜日にオフィシャルサイト上で購入できることになっており、僕も事前に登録し当日はネット上で張り付いていた。12時から購入可能となるが、12時3分にはすでに紅米といわれるローエンドモデルが完売し、その直後に最新モデルのXiaomi3も完売。仕方なくXiaomi2Sというモデルを購入した。毎週、約30分で10万台売れている計算だ。

中国のアップルと言われているだけあり、ユニークなビジネスを展開している
−圧倒的なコスパ
Xiaomi2Sの小売価格は1799元。パフォーマンスはギャラクシー3より大分高く、値段は数百元低い。この機種は今年4月に発売されたが、定期的に値下げしており、圧倒的なコスパを保っている
−受注生産
火曜日の購買権利を入手するには事前に登録する必要があり、それを基にXiaomiは外部工場への発注を調整している。その結果在庫が殆どなく、倉庫も極めて小さい
−シンプルなチャネル戦略
基本的にオフィシャルサイトと大手ECの専門店のみで販売。広告も殆どしない。その結果20%程度のコストダウンに成功し、ユーザー体験の質も保てる
−ファンとのインタラクション
購入するとネット上のフォーラムに参加でき、そこでフィードバックしたり、新機種の試用ができたりする。ファームウェアのアップデートは1,2週間に一回あり、他の競業よりかなり多い

Hugo氏が今後の海外担当になるということで、新興国市場中心に攻めこむそうだ。中国発のベンチャーはまだ海外で成功した事例は少ないので、来年もし上場した場合のバリエーションが気になる
posted by Canicula at 16:42| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記・随筆 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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