2015年03月01日

American Sniper

Clint Eastwoodは僕が最も好きな監督。今年で84歳。
もう彼の新作を見ることはないと覚悟したが、先ほどAmerican Sniperを見た。

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彼が持つこういった才能は複製ができない上に、世界に一つしかないユニークさを持っている。その才能がそう遠くないうちにこの世界から失われるかも知れないのに、それをどうすることもできない我々人類はまだ発展途上ということだ。
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2013年02月12日

Movies

この1年で恐らく20作を超える映画を見たが、これといったヒット作は少なかった。特に新しい映画での収獲は殆どない。その中でぜひオススメしたい二作をご紹介したいと思う。

Life of Pi

日本では1月中旬から公開されているようだが、中国では11月末から公開されて、年間のTOP3にランクインしたほどだ。映画館で3Dバージョンで見たが、2Dでも映像は十分美しいと思う。秀逸なのはストーリーで、一般的なハリウッド映画とは一線を画し、結構奥が深い。あまりにも深いので、公式的な解釈が生まれず、各々が勝手に自分の信条に従って解釈しているのが現状だ。

Zero Dark Thirty

ビンラディン暗殺計画の終始を描いた映画。CIAとか、FBI系の本を結構読んできた僕にとってはリアル感があって面白かった。米国人中心のスパイ活動の限界を感じさせる、テクノロジーだけでもやはり戦争に勝てない。しかし他人の国にズカズカと入り、人を殺すアメリカはやはり世界最強と言わざるを得ない。ビンラディンのかくれんぼ術もなかなかのものだが。
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2012年07月02日

Tokyo Tower

5年ぶりに東京タワーという映画を見た。社会人になって初めて泣いた。



その頃、僕は大阪から上京し、早稲田のボロい男子寮に住んでいた。
月に2万3千円で、結局は耐震法に引っ掛かり取り壊された。
朝はあまり授業に行っていなかったし、引越しのバイトをよくしていた。
210円の学食ラーメンを食べて、夜は皆で1000円4リットルの焼酎を飲んだ。

映画の二本立てを見るのが趣味で、飯田橋のギンレイホームで東京タワーをみたことを今でも覚えている。
手持ちのティッシュを使いきっても、声が出ないほど泣いた。
主人公が自分に重なって見えた。

家族愛は無条件だ。ロジカルでもないし、スマートでもないけど、偉大だと思う。
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2011年03月19日

Inside Job

The best movie I have ever seen regarding the financial crisis.
Recommend for all bankers or the students who want to become bankers to watch.




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2010年10月18日

The Social Network

The best ongoing movie I have watched this year so far.
10 times better than George Clooney's "American"
100 times better than notorious "Wall Street 2"

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Two thoughts
1) It might be commonsense, but selection of team member is extremely important for a venture's success.
Especially for the initial team member selection, you can not pay more attention to it.

2) When Mark started to write code, Myspace already had existed for a while.
As a result, Facebook original had to differentiate itself as a exclusive network.
E.g. only allow certain university's student to sign up, able to disclose much wider range of private information
However, after Facebook surpassed Myspace, Facebook become almost the same SNS as Myspace. It's very interesting.
It might mean differentiation factors vary a lot on the different product cycle stage.
It can be a hint for us to tackle on some markets which considered to be very saturated.


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2010年05月09日

KIN-DZA-DZA!

「不思議惑星キン・ザ・ザ」

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僕が生まれた年にソ連で作成されたSF映画。
ソ連全土で1520万人という驚異的な動員数を記録。
ちなみにアバターが日本における動員数は約1000万人で、旧ソ連の人口は日本の約2倍。

ソ連崩壊まで後5年。共産圏で蠢く民主化の波。
そんな時代の流れをおもしろ可笑しく表した作品だ。

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もちろん純粋に映画としても、十分楽しめる。
国を超えたユーモアが込められており、笑いのレベルが高い。
早稲田松竹で上映中なので、ご興味のある方は是非。
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2010年01月03日

Triumph des Willens

1934年9月に開催された、第6回ナチス党大会の記録。
終始、圧倒されるばかりだった。

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20万人を超える大衆が一斉にヒトラー式敬礼をする。表情は輝いており、心からヒトラーを尊敬していることが伝わってくる。無邪気な子供も威風堂々な親衛隊に夢中だ。
ヒトラーの演説はライブハウス状態。観衆は熱狂的に「ジーク・ハイル」と叫んでいる。「国家が国民が作るのではなく、国民が国家を作るのだ」;「単純に『私を信じる』というのでは不十分である。むしろ、こう誓うべきなのだ。『私は戦う』と!」力強いメッセージはオバマの演説を彷彿とさせる。

ドイツ帝国は金正日も驚くほどのトップダウンな命令系統となっており、ヒトラーは明確に「国民は一つ」と宣言している。これだけの作り上げたナチス党のプロパカンダ戦略にも目を見張るものがあるが、やはり情報の非対称性によるところが大きい。ITの発達によりこのような極度な中央集権国家は世から消え、国家は戦略的にごく一部の分野に絞って政策を打ち出すか、社会環境を変えることによるボトムアップからの変革の二択を迫られているように思う。
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2008年07月30日

Ponyo on the Cliff by the Sea

崖の上のポニョ
監督: 宮崎駿
音楽:久石譲
キャスト・スタッフ:山口智子、長嶋一茂、天海祐希

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【あらすじ】
5歳の少年宗介は、海辺の小さな町のがけの上の一軒家で暮らしていた。市街地から外れた彼の家の周囲には何もさえぎるものはなく、ただただ青く美しい海と空が広がっている。仕事で留守になりがちな父親の不在を寂しく思っていた宗介だったが、ある日、浜でさかなの子ポニョと出会うことでその寂しさも忘れ、やがて2人は強いきずなで結ばれていく。
【感想】
気がついたら映画が終わっていたというぐらい、時間を感じさせない映画だった。この映画には賛否両論あるみたいだが、現代人にとっていいサプリメントになるのではないかと思う。

この世の中で本当に重要なことは、意外とそんなに多くない。その限られた大切なものを、この映画はうまく表現している。映画の中で登場するキャラクターが、試行錯誤を繰り返しながらも、最後はハッピーエンドで終わる。未来に対する希望と勇気を分けてくれる作品だ。
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2008年07月17日

Movies, Art exhibit

『夜になるまえに』
(2000年 アメリカ 133分)
■監督 ジュリアン・シュナーベル
■原作 レイナルド・アレナス
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【あらすじ】
キューバ出身の亡命作家レイナルド・アレナスが死の直前に綴った自伝を基に、「バスキア」で監督デビューを果たしたジュリアン・シュナーベルが映画化。その波乱に満ちた生涯を力強く描く。1943年、キューバに生まれたアレナスは詩に夢中になり、カストロによるキューバ革命の熱狂を経て、20歳で作家としてデビューをはたす。が、カストロ独裁政権下では、芸術家、しかもホモセクシャルであるアレナスは激しい迫害の対象となってしまう……。

『潜水服は蝶の夢を見る』
(2007年 フランス/アメリカ 112分)
■監督 ジュリアン・シュナーベル
■原作 ジャン=ドミニク・ボビー
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【あらすじ】
ファッション誌「エル」の編集長として活躍する人生から一転、脳梗塞(こうそく)で左目のまぶた以外の自由が効かなくなってしまった男の実話を映画化。原作は主人公のジャン=ドミニック・ボビー自身が20万回のまばたきでつづった自伝小説。

【感想】
この二本の映画は、いずれとも実際の自伝をもとに作成されたものである。二つの魂が、自分の土台にある価値観を大切にする重要さを教えてくれる。

世の中の大半の人間は、後者のボビーのように、人生をコントロールする機会を失ってから、本当に自分にとって大切なものに気付く。僕もそうならないように気をつけたい。

【DESIGN HUB:デザインハブ企画展】
第11回企画展:「日本のグラフィックデザイン2008 GRAPHIC DESIGN IN JAPAN 2008」
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デザインは、様々な消費財を選ぶときの最重要ファクターの一つとなっている。なぜなら我々が消費財に対して実用的以上もの、つまり個人のライフスタイルの表現手段、を求めているからだ。とは言っても、購買行動を起こすにあたり、デザインと機能の総合得点が考慮される。
デザインの重要度が、プロダクトの特性に影響されると見るのは、自然な考え方だろう。だが、この考えに関してのハイレベルな理論を僕は見たことがない。たとえば、CMにとって芸術的なデザインクオリティは、商品の売り上げと比例するのだろうか。
広報はもはや電通の専売特許ではないと思う。
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2008年06月18日

The Truman Show

トゥルーマン・ショー
監督 ピーター・ウィアー
出演者 ジム・キャリー
公開 1998年
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【あらすじ】
『トゥルーマン・ショー』(The Truman Show)は1998年のアメリカ映画で、監督はピーター・ウィアー、主要な出演者はジム・キャリーとなっている。
物語のあらすじは、ジム・キャリーが演じるトゥルーマン・バーバンクの生活が生まれたときから24時間撮影され、人生がそのままリアリティ番組として世界220ヶ国に放送されていたというものである。トゥルーマンは、巨大セットである離島のシーヘブンの保険会社で働いており、中年になるまでこの事実を全く知らない。しかし、死んだはずの父との再会をきっかけに、トゥルーマンはこのからくりに気付き始め、シーヘブンからの脱出を試みる。

【感想】
この映画の中で、トゥルーマンの生活映像は、テレビ局の商品の一部として、世界中の視聴者に対して放映されている。いわゆる週刊誌的な興味本位の覗き見願望があると思うが、トゥルーマンはまさにそういうマインドを持った一般大衆の見世物となっているわけである。見せものであるからには、だれもが興味を持つ普遍性のある作りが必要になってくる。事実トゥルーマンは、中年の白人男性であり、白人の美人妻と結婚しており、典型的な一軒家を所有し、セールスマンという最もアメリカらしい職業についている。トゥルーマンの役割は、このどこにも存在しない作られた幻想を演じ切ることにある。

映画の中で、マスメディアは商業主義に染まり、利益のみを追い求めるものとして描かれている。この描かれ方はあまりにも極端なので、違和感を覚える方も多いと思う。しかし、実際社会のマスメディアも映画の中で描かれているものと大きな違いはなく、社会にとってネガティブな存在である、というのが脚本家・監督のメッセージであろう。日本のテレビで流れているバラエティ番組や週刊誌を見ても、程度の差はあるにせよ、本質的には映画のマスメディアと違いはない。

資本市場経済を信仰する限り、メディアは公益性と収益性のジレンマを抜け出せないだろう。その一方で、独裁国家においてマスメディアはさらに危険なツールとして利用される可能性がある。オーウェルの「1984」を考えてもらえば分かりやすい。この映画ではかんしが少数で監視対象が全人民という真逆の設定になっているが、監視の手法はそっくりだ。その意味で、『トゥルーマン・ショー』は「1984」のエンタメ版と理解することもできる。

金儲けのためのマスメディアも、独裁維持のためのマスメディアも実際に存在する。どこの国にもパパラッチの大軍がいて、社会的に全く価値のないゴシップ情報を流し続けている。また共産国などでは、いまだにメディアに関して厳しい検閲があり、国民の多くはマインドコントロールされているのが現状だ。われわれも、トゥルーマンに対して素直に同情できない立場にある。

この映画のもう一つの大きな問題定義として、「現実」と「非現実」の関係というものがあげられる。トゥルーマンが、あの世界のからくりに気付くまで、彼にとってあの世界は現実として理解される。しかし、多くの観客にとってそれはリアリティにあふれた番組ではあるが、人工的な非現実であることには変わりない。映画「マトリックス」からわかるように、非現実の世界で生活している人間にとって、メタな視点からその事実に気付くのは至難の業である。

そもそも「現実」と「非現実」は、太古の時代から議論されてきた哲学的な問いでもある。プラトンのイデア論から、デカルトの「われ思う、ゆえにわれ在り」まで、主観と客観と真理についての問題は、哲学界でのもっとも大きなテーマの一つだった。サルトルは、人間は「自由の刑に処せられている」と述べたが、現実の世界でまったく自由意思で行動するのも楽なことではない。度合いの問題だが、そういう観点から見るとトゥルーマンの生活もそこまで苦しいものではない。

映画の内容から離れて、映画自体に目を向けてみよう。実はこの映画、1998年度興行収入第3位であり、製作費に6000万ドルもかかっている。マスメディア批判の映画自体がマス向けの商品であることは、現在のコンテンツ産業の限界を示している。またこの映画は、当初脚本を書いたアンドリュー・ニコルが監督する予定であった。しかし、1200万ドルという巨額のギャラのジム・キャリーが主演することになったため、まだ1度しか監督経験のないアンドリュー・ニコルははずされてしまい、ピーター・ウィアーが監督として雇われたという、エピソードも皮肉的だ。

所々、ロジックが飛躍するシーンもあったが、全体的に示唆に富んだ映画であった。
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2007年12月25日

Fight Club

ファイト・クラブ
# 出演: ブラッド・ピット, エドワード・ノートン
# 監督: デビッド・フィンチャー
製作年 : 1999年

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【あらすじ】
不眠症に悩む若きエリートのジャック。彼の空虚な生活は謎の男、タイラーと出会ってから一変する。自宅が火事になり、焼け出されたジャックはタイラーの家へ居候することに。「お互いに殴り合う」というファイトにはまっていく二人のもとに、ファイト目当ての男たちが集いあうようになる。そして秘密組織"ファイト・クラブ"がつくられた!

【感想】
後輩に勧められて見た映画。現代社会における問題を提示している。

僕が思うに、どんなに立派そうな人間でも、心の底には暗黒な一面が潜んでいる。それはむしろ人間の不可欠な一面であり、それとどう向き合っていくかが問題である。そういう意味で映画中のジャックの解決法は、費用対効果が些か高すぎる。

クリスマスのミサに行く前に見る映画ではなかった気がする。
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2007年12月15日

The Shawshank Redemption

ショーシャンクの空に
公開 1994年9月10日
製作国 アメリカ合衆国
# 出演: ティム・ロビンス, モーガン・フリーマン
# 監督: フランク・ダラボン

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【あらすじ】
妻とその愛人殺しの容疑で終身刑の判決を受ける、銀行マンのアンディ。無実の罪ながら投獄されるが、決して希望を捨てず、自由を得られる明日を信じ続ける。一方、古株の囚人レッドはそんなアンディに、「刑務所で希望をもつのは禁物」だと忠告する。アンディとレッドの友情を中心に、ショーシャンク刑務所で生きる男たちのさまざまな人間模様を描いていく。

【感想】
もし自分がアンディだったらどうしようかとずっと考えていた。
明日ムショにぶち込まれて、そして終わりなき生活を続ける。
正直なところ、それに耐えられる自信はない。
19年間脱獄用のトンネルを掘り続けるのは、本当に大したものだと思う。

今日という一日を締めくくる、いい映画だった。
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2007年12月02日

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転々
# 製作年 : 2007年
# 製作国 : 日本
# 監督・脚本 : 三木聡
# 出演 : オダギリジョー 、 三浦友和

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【あらすじ】
大学8年生の文哉は、家族もなく、孤独で自堕落な生活を送っていた。いつの間にか作った借金は84万円。返済期限まで残すところ3日という時に、借金取りの男、福原がやってきて、吉祥寺から霞ヶ関まで歩くのに付き合ったら、借金をチャラにすると提案される。返すあてのない文哉は福原の条件を呑むしかなかった。井の頭公園の橋から、男二人の奇妙な旅が始まった。調布の飛行場に着いた時、福原は妻を殺したことを告白する…。

【感想】
無毒・無害で笑える映画だった。

映画の中で、東京でおなじみの町がいろいろと流れる。
東京での生活も、もうすぐ3年になるのかとしみじみと感じた。
いままでで、もっともプロアクティブな3年間だったと思う。

あと何年東京にいるか分からないが、この街の魅力をさらに発掘していきたいと思う。
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2007年11月23日

Lady Chatterley

レディ・チャタレー
# ジャンル : 恋愛
# 製作年 : 2006年
# 製作国 : フランス

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【あらすじ】
英国中部の炭坑の村、ラグビー邸の主であるクリフォード・チャタレー卿は第1次世界大戦に出征し下半身不随となって帰還する。妻のコンスタンスは夫の世話とわずかな家事をこなすだけの生気のない日々を送っていたが、看護人のボルトン夫人を雇ったことで陰鬱な屋敷から少しばかり解放される。ある日、散歩に出た森の中で猟番のパーキンと出会い、その肉体的な存在感に心惹かれ、彼の小屋に足繁く通うようになる。

【感想】
RG-18の映画だったが、実際の客層はRG-50ぐらいの感じだった。
しかもそのほとんど夫婦での参加で、その世代がこの映画に対する注目度に驚いた。

「レディ・チャタレー」は20世紀最高の性愛文学と言われているが、その良さが僕にはいまいちわからなかった。そこらへんで売られている、その類の本と大きな違いはない気がする。映画として、カメラワークやワンシーンの時間などに独自性を感じたが、それが良いかどうかもよくわからない。
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2007年11月08日

ONCE

ONCE ダブリンの街角で
# 製作年 : 2006年
# 製作国 : アイルランド
# 監督・脚本 : ジョン・カーニー
# 出演 : グレン・ハンサード 、 マルケタ・イルグロヴァ

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【あらすじ】
アイルランド、ダブリン。多くの人が行き交うグラフトン・ストリートでオンボロのギターをかき鳴らし自作の歌を唄う男がいる。そこに一人の女がやってきた。10セントのチップを出し、あれやこれやと男に質問する。挙句、掃除機の修理の約束をさせられてしまう。翌日、壊れた掃除機を持って女が現れた。途中、ピアノを弾かせてもらえるという楽器店に立ち寄った。彼女の腕前に感心した彼は、一緒に演奏することを提案するのだった。

【感想】
映画の質は、その予算と比例しないことを証明してくれた作品だ。
Budget $160,000
Gross revenue $9.8 million as of September 24, 2007

心に響く音楽とともに、飾り気のないストーリーが展開して行く。彼が彼女に見せる精いっぱいの、しかし不器用で控えめな男らしさが心に染みる。まるで自分が銀幕の中にいるような錯覚を起こす。

久し振りにダブリンの映像を見れたのもよかった。
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2007年11月03日

TSOTSI

■監督・脚本 ギャヴィン・フッド
■原作 アソル・フガード
■出演 プレスリー・チュエニヤハエ

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【あらすじ】
南アフリカ、ヨハネスブルグ。世界で一番危険なスラム。ツォツィ=不良(ギャング・犯罪者を表すスラング)と呼ばれるその少年は仲間とつるんで窃盗やカージャックを繰り返し、怒りと憎しみだけを胸に日々を生き延びていた。しかし、ある出逢いによって、ツォツィの人生は大きく変わり始める。奪った車の中にいた生後数ヶ月の赤ん坊。生まれたばかりの小さな命に、ツォツィの封印していた様々な記憶を呼び覚まされていく。

【感想】
この作品がもつ重みとは別に、ひとつ映画としてもよかったと思う。
ノリノリの音楽と際立つカメラワーク。
そして、ツォツィの迫真なる演技。

誰もが少年の時、自分を過大評価し、世界のすべてを知った気分になるのではないだろうか。少なくとも僕はそうだった。

しかしその世界はあくまでその少年の世界で、扉をくぐれば光速で拡張し続ける、よりリアルな世界を目にする。ナルシシズムは驚きへと変わり、やがて少年はいかに自分が取るに足らない存在だったかを思い知らされる。

その少年の世界とその世界から踏み出すタイミングを決めるのは、周囲の環境だと思う。
ネルソン・マンデラ元南アフリカ大統領は言った。
「自分もかつてはツォツィだった。」

ツォツィに希望と再生を与えるために、きっと何かできるはずだ。
posted by Canicula at 21:54| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(1) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月27日

THE KILLING FIELDS

キリング・フィールド
洋画ドラマ -シリアス
1984年アメリカ/イギリス

監督:ローランド・ジョフィ
出演者:サム・ウォーターストン 、ハイン・S.ニョール

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【あらすじ】
70年代のカンボジアでは内戦が続いていた。ニューヨークタイムズの記者シャンバーグは、現地で取材助手のプランと知りあう。だが共産勢力「赤いクメール」が攻勢をかけ、シャンバーグは帰国、プランは捕らえられてしまった。

【感想】
実にいい映画だった。
今日は台風のおかげで、スーツごとびしょ濡れになってしまったが、そんな事を吹っ飛ばしてくれる名作だ。
最後にレノンの「イマジン」が流れてくるが、「シンドラーのリスト」のような感動を味わった。

確か田原総一郎は「グーグルで検索できないと、情報ではない」と言っていたが、それ以前にジャーナリストに報道されないとグーグルでも検索されない。自らの命をかけてまで、巨大な力に対抗し、真実を追い求めるのは並大抵のことではない。

『1984年』の「ビッグ・ブラザー」に世界が統治されていない事実に対し、僕たちは勇気あるジャーナリストに感謝しなければならないだろう。
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2007年10月02日

Tokyo Tower: Mom and I and sometimes Dad

東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜
# 製作年 : 2007年
# 製作国 : 日本
# 原作 : リリー・フランキー
# 出演 : オダギリジョー 、 樹木希林 、 内田也哉子 、 松たか子 、 小林薫

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【あらすじ】
1960年代。3歳のボクは、遊び人のオトンを捨てたオカンに連れられ、小倉から筑豊のオカンの実家に戻ってきた。オカンは女手ひとつでボクを育てた。オカンの作る美味しいご飯を食べて、ボクは成長した。15歳になって、ボクはこの町を出て行きたくなった。大分の美術高校に入学し、東京の美大をなんとか卒業するが、仕事もせずに、仕送りしてもらい、更に借金を重ねていた。そんな中、オカンが癌に侵されていることが分かった。

【感想】
映画館で一人になってこの映画を見た。
そして、映画の中盤あたりから涙が止まらなくなった。
こんなに泣いたのは何年振りだろう。
いままで映画でなくことなどなかったのに。

リリー・フランキーが良かったのか。
それとも映画の内容が良かったのか。

いずれにせよ、人間味のある人間であり続けようと思った。
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2007年09月22日

BABEL

製作年度 2006年
製作国・地域 アメリカ
出演 ブラッド・ピット 、ケイト・ブランシェット 、ガエル・ガルシア・ベルナル 、役所広司 、菊地凛子

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【あらすじ】
モロッコを旅行中のアメリカ人夫婦のリチャード(ブラッド・ピット)とスーザン(ケイト・ブランシェット)が、突然何者かによって銃撃を受け、妻が負傷するという事件が起こる。同じころ、東京に住む聴覚に障害を持った女子高生のチエコ(菊地凛子)は、満たされない日々にいら立ちを感じながら、孤独な日々を過ごしていた……。

【感想】
インパクトの強い、緻密に考えられた映画だった。

映画の構造は村上春樹的で、3つの物語を並行して進行するというものだ。発想自体は悪くないと思うが、それぞれの物語に僕を引き付ける内容がなかった。アレハンドロはそこを映像のインパクト(エロス!?)でカバーしようとしたのかもしれないが、僕には響かなかった。

あと、さまざまな社会問題をむりやり盛り込むのも気になる。その目的がよくわからない。

僕の記憶が正しければ、この映画はマス向きに派手に宣伝されていた。しかし映画自体はどう考えても、八方美人になれないと思う。ブラッド・ピットだけで客を集めようとしたのだろうか。
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2007年09月06日

Wall Street

ウォール街
# 製作年 : 1987年
# 製作国 : アメリカ

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【あらすじ】
出世欲に燃える若き証券マンのバド(チャーリー・シーン)は、カリスマ的魅力をもつ富豪のゲッコー(マイケル・ダグラス)に取り入ることで、みるみるうちに実績をあげていく。しかし、ゲッコーの悪どく汚い稼ぎ方にやがて疑問を抱き始め、やがて反旗をひるがえす。

【感想】
数多くの金融関連の本で引用されていたので、ためしに見てみた。

かなり教育的な映画で、極端なケースを描いていると思う。インサイダー情報で儲ける事に対して、ほとんどすべての金融関係者がNoというだろう。恒常的にインサイダーで儲けるとしたら、それはもうヤクザの領域に入っている。

金融の世界で起こっていることが、これほど判断のしやすいものなら困らない。問題なのはグレーゾーンだ。そこには法ではなく、良心のみが判断のメジャーとなる。

僕は自由経済が好きだ。それを確保するには、最低限のルールを守ることが大切だと思う。
posted by Canicula at 01:00| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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